基礎講座「多様な子どもたちへの支援」

 

ねらい
遊び合いのかかわりの中で、あそびや表現コミュニケーションを通じて、教師や子どもがかかわり合う豊かさを実現する。
ご案内
・主催   信濃教育会
・共催   長野県特別支援教育研究連盟 東筑摩塩尻教育会
・後援   長野県教育委員会 塩尻市教育委員会 長野県特別支援学校校長会
・開催場所 塩尻総合文化センター
・期日   令和5年8月1日(火)
・講師   松下 雅子先生 (長野保健医療大学 講師 )
      清水 洋幸先生 (あそび心BASEアフタフ・バーバン信州)

昨年度の講習の様子
~参加者の声~

子どもそれぞれの特性を聞き、今,自分が関わっている子どもの姿がそのままだなと思い、その子を頭に思い浮かべながら話を聞くことができました。学校や家庭の環境次第で二次障がいのリスクも大きく変わってくることを知り、その子に合った対応に努めていきたいと思いました。

高校入試での合理的配慮について、小学校段階からの積み重ねが必要であることもわかり、中学校卒業、高校進学を見据えた小学校の先生方とのさらなる連携が重要であるということも認識できました。

インクルーシブな中で、それぞれが自己受容・理解をし、「自分はこれでいいんだ」とか、「こういうときは○○さんに相談しよう」とか、安心して生活していける方向を見出していけるよう、教師と子ども共に歩みながら支援できればと思いました。(平林)先生の事例をもっとお聞きしたかったです。またの機会を楽しみにしております。

障がいのある生徒に対して、「高校における配慮の実例」(長野県教育委員会)や「長野大学ホームページ」などを参考にして、本学でのサポート体制を整えていきたいと思いました。有益な情報をたくさん提示していただきありがとうございました。

詳細なデータや研究結果をもとに、概要を説明してくださったので、より具体的に理解することができました。発達障がいのことで、「予防的」という言葉が印象に残りました。大人になってから、困り感が大きくなり、二次障がいを伴うなど、大変な思いをすることになる前に、早い段階で気づいて対処することが本当に大切である事がわかりました。将来を見据え、早い内から自己肯定感を高くするような経験を積み重ねたり、ソーシャルスキルを身につけたりするなど、子どもたちが将来、社会人になったときにつまずくことがないように支援していきたいと思いました。

■お問い合わせ
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FAX 026-232-1892