特徴
- 理科教育に携わる教師が、実際に行った理科の観察や実験などの授業実践集
- 素材の教材化や新たな教材教具の開発、くふうなどを紹介
- 教育論文、学習指導要領の解説、理科教科書の歴史などの資料
あゆみ
かつて信教出版部では、信濃教育会で発行していた理科・国語・家庭科の教科書に関する情報を、理科・国語・家庭の総合通信として発行していた。昭和37年、これまの理科・国語・家庭の総合通信を各教科独立させ、『理科の教室』『国語の教室』『家庭科の教室』として編集発刊することが決まる。
- 昭和37年 1月 第 1号
- 『理科の教室』の「発刊について」で、「信教編集の小学理科教科書の使用をとおして、理科教育の改善に尽くしたい」と発刊の意図を明記(雑誌図書編集主任長嶋亀之助氏)
- 昭和42年 2月 第14号
- 「信濃教育会教科書編集事業史」
- 昭和43年 4月 第19号
- 編集は信濃教育会理科教科書研究室、発行は信濃教育会出版部、県内各小学校へ出版部員を通じて各7部ずつ無償配布。理科教育に参考になる論文、意見、実践上の問題などを編集掲載。理科教育論・教材研究・指導研究などの投稿の募集
- 昭和48年12月 第35号
- 「紹介 1977年WCOTP代議員会での発言から」で、WCOTP(世界教育者団体総連合)ナイジェリア・ラゴス会議で信濃教育会発行の理科教科書について発表したことを紹介
- 昭和54年 1月 第45号
- 「日本連合教育会桐生大会に理科教科書発表」
- 平成 4年 8月 第71号
- 「特集理科教科書、学習帳の編集について」
「理科研究室(教科書編集)より」に『理科の教室』は、昭和37年1月に第1号を発行して以来、30年間に毎年2~3回ずつ発行。70号を記念して表紙の装丁を刷新
この年度より実践記録、素材研究、学習帳を活用した実践記録の体裁が整い始める - 平成14年 第78号
- 版のサイズをB5からA4に変更
- 平成17年 6月 第81号
- 「信州の先生による手作り教科書編集の歴史に学ぶもの」
- 平成27年 5月 第91号
- 「信濃教育会編理科教科書発行の歴史」